前回記事(決断できない方は、ひとまず「自分にできること」をやってみませんか?)で書いたように、カウンセリングにいらした方には、今日からできる「行動課題」を一緒に考えるようにしています。カウンセリングで話しをして終わりではなく、カウンセリングで気づいたことを基に今までと少しだけ違う行動をすることで、相談者が身を置いている流れの方向を変えることができると思うからです。
この行動課題。まずは何ができそうかを相談者ご自身に考えていただくのですが、多いのが片づけ、掃除系です。大きく目標を据える方ですと、断捨離!
初めの頃は、皆さん家の中をキレイにしたいと思っているんだな、片づけしたいと思っているんだな。それほど普段、仕事や家事や育児で忙しくされていて片付けや掃除の時間が取れないんだな、と感じていました。
ところが、以前コーチングの勉強をしていたときに、私自身が選んだ宿題がまさに「断捨離」だったんです。その当時、個人的なことでいろいろとモヤモヤを抱えていた時でもあり、誰に勧められたわけでもなく「断捨離」を選んでいたんですね。しかも、私だけでなく、コーチングを一緒に勉強している仲間も断捨離を選んだ方が何人もいました。これは驚きですね。
- 心がモヤモヤしている
- 頭の中がごちゃごちゃしている
- 家にいると疲れる
私たちは自分で気づいていなくても、このような状態にいるときは、無意識に身の回りのモノを片付けてスッキリしたくなるんでしょうね。モノが溢れているから心がモヤモヤするのか、心がモヤモヤするからモノが溢れてくるのか、その順番はわかりませんが、経験上、家の中が片付くいたり部屋がキレイになると、気分がスッキリすることだけはわかります。
だからでしょうか。モヤモヤを抱えている人が断捨離したくなるのは。
断捨離と離婚の関係はまた別の機会に書きたいと思います。