「年度末までに離婚したい」という希望をよく聞きます。特に、学童期のお子さんをお持ちの方に多いです。
離婚をすると、子どもの親権者は母親になることが多いですから、それに伴って子どもの名字が変わることが多いです。(もちろん名字を変えない方もいらっしゃいます)
親が離婚をするというだけで子どもにはかなりの負担をかけているわけだから、名字が変わって更に学校でイヤな思いをさせたくないという母親の気持ちが、名字が変わるならせめて新しい学年になるのに合わせて、とか、小学校に上がるタイミングで、ということに繋がっています。
最近は離婚も珍しくなくなってきたとはいえ、子どもを思う親の気持ちは強く、この年度末(実際には事務手続きも考慮してもう少し早く)を目標にして頑張る方はやはり多いですね。
ただ、離婚は相手があるもの。実際には、自分の希望どおりに話しは進みません。それでイライラして体でも壊したら元も子もないですからね。
仮に年度末に間に合わなかったらこうしよう!というセカンドプラン、サードプランも考えておくのが良いですね。
目指したいのは「年度末」ではなく、「子どもの負担をできるだけ少なくすること」だということをお忘れなく。